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マンチェスターユナイデッドの逆襲


マンチェスター・ユナイデッドの戦評

 今回はテスト期間中のため書くことが出来なかったエバートン戦(10月5日開催)とウェストブロムウィッチ(10月20日開催)の戦評を書いていこうと思う。なお今回は、試合の流れはいつもより簡単に、個人の評価は省略する。

<エバートン編>
 前回の試合でウェストハムに勝利したユナイデッドは、今季初の強豪チームのエバートンと戦った。結果は2-1で勝ち越しての勝利となったが、やはり守備に不安が残った。
 前半はユナイデッドのディマリアがこの日レッドカードで退場したルーニーに代わって入ったマタのクロスからゴールを決め先制したが、終了間際にPKを与えてしまう。ただここはデヘアのビックセーブで得点を与えない。何とか無失点で抑えたいユナイデッドだったが、55分にベインズからのクロスに合わせたネイスミスが頭で飛び込み同点に追いつかれてしまう。それでも今のユナイデッドの攻撃陣は強い。62分にディマリアのシュート性のパスに反応したファルカオが足を当ててボールの軌道を変えてゴールに吸い込まれた。ファルカオは今季初ゴールとなった。エバートンは終盤にチャンスを作ったが、これをデヘアが次々とビッグセーブで止めて失点を許さないまま試合が終了した。
 やはり気になるのは守備だ。特にロホは何度も抜かれる場面を作られた。CBは失点をしない責任感が求められるのだが、やはりヴィディッチやファーディナンドのような精神力はなさそうだ。もともとユナイデッドは失点の多いチームだが、未だに改善の見通しは立っていない。
 ただこの試合でひとつユナイデッドの強みを見つけた。それはGKのデヘアだ。たとえCBがザル状態であっても、デヘアはあの瞬発力と長い腕でシュートを止める。何度ユナイデッドはこの人に助けられたことか。この試合でも3つのビッグセーブをして間違いなくワールドクラスのキーパーであることを証明した。

<ウェストブロムウィッチ編>
 この試合は意外な選手が得点を決めた。一人目はフェライニ。あのフェライニだ。前半1-0で負けていたユナイデッドはこのフェライニを投入。彼が見事的中した。48分、ディマリアのクロスをフェライニが胸トラップでコントロール。そのままトラップして右足を振りぬきゴールネットに突き刺した。もちろんフェライニは初ゴールだ。
 もう一人はブリントだ。2-1と再び負け越していたユナイデッド。ファルカオやヤングを投入して猛攻撃をしている最中だった。87分、右サイドからのクロスはファルカオがこぼしてしまうが、そのこぼれ球をブリントが左足で隅にぶち込んだ。これがユナイデッドに同点ゴールをもたらしたのだった。結局2-2のドローに終わった。
 この試合でも守備は改善されず、まさかの攻撃陣も機能していなかった。単純なクロスを終始繰り返してはじかれていた。今回は相手が少し弱かったから引き分けになっただけのこと。この状態でチェルシーやシティーに勝つのはとてもじゃないが容易なことではない。



…マスミ…

# by masu0829 | 2014-10-24 20:43


久しぶりです

テストがあったので、なかなかブログ書けませんでした。すいません。またマンチェスターユナイテッドの戦評を書いていこうと思うので、今後ともよろしくお願いします。

…マスミ…


# by masu0829 | 2014-10-24 18:32


ユナイテッド、ウェストハムに競り勝つ

マンチェスターユナイテッドVSウェストハム
2-1

FaceTime
デヘア 5.5
ラファエル 7.0 1A
ロホ 6.0
マクネアー 6.0
ショー 5.5
エレーラ 6.0
ブリント 6.0
ディマリア 6.0
ルーニー 5.5 1G
ファルカオ 5.5 1A
ファンペルシー 6.5 1G

SUB
リンデゴーア 出場なし
Thorpe 測定不能
フレッチャー 5.5
ヤヌザイ 出場なし
マタ 出場なし
バレンシア 6.0
ペレイラ 出場なし

【まとめ】
2勝目を挙げたことは大きく評価したい。ただ、ルーニーの一発レッドといい後半は駄目駄目だった。一度同点に追いつかれたときは、流石に驚くことしかできなかった(オフサイドで取り消し)。次はルーニーのいない中でのエバートン戦である。初めての強豪相手にどれだけ出来るか見ものである。
# by masu0829 | 2014-10-03 00:46


まさかの大逆転負け!ユナイデッド、また負ける!

 レスターVSマンチェスターユナイデッド
  5        3


プレミアリーグ第5節、レスター・シティVSマンチェスターユナイデッドの試合は5-3でレスターが勝利した。それもただの勝利ではない。2点差からの大逆転勝利だ。ユナイデッドは史上初の2点差リードからの逆転負けという記録をつくってしまった。ファンハールはまた不名誉な記録を作ってしまったのである。


 序盤はレスターがユナイテッドのスペースを潰してしまい、なかなかチャンスが作れない。

11分ユナイテッドにチャンスが訪れる。ディマリアがファンペルシーにスルーパスを出して通るが、これはGKのシュマイケルに阻まれる。

ただその2分後、ファルカオの左サイドからのクロスをファンペルシーがヘディングで合わせゴール!ファンペルシーはこれが今季初ゴールとなった。

さらにその3分後、中央ルーニーからのパスをディマリアが鮮やかにループシュート!!これで差を2点とする。

ところがその2分後、簡単に左サイドが崩されて、9番絶妙なのクロスからウジョアにヘディングで合わせられ1点差とされる。

その後は一進一退の攻防を続ける。ユナイテッドはディマリアを起点に攻め続けるが、ボールを取られるとレスターの素早いカウンターを喰らう。

29分、エバンスが負傷、スモーリングが投入される。

41分、ユナイテッドはルーニーのCKからファンペルシーが胸で落とし、ディマリアがシュートを放つもこれは枠の外。前半は1-2でユナイテッドが勝ち越す。

後半もユナイテッドは仕掛け続ける。49分、ルーニーのパスをファルカオがシュートするもポスト直撃。ゴールとはならない。

57分、ラファエルのクロスをファンペルシーが合わせようとして、ボールが後ろにいたディマリアへ。そしてそのままシュートを打つと、ペナルティエリア内にいたエレーラがヒールで押し込みゴール!再び2点差とする。

ところが62分、相手に攻め込まれるとラファエルが相手のペナルティエリア内で後ろから倒してPKを献上する。このチャンスを35番がど真ん中に決めて再び1点差とされる。

さらに3分後、ペナルティエリアあたりがごちゃごちゃになってしまったところをカンビアッソの素早いシュートをか 決められ同点になってしまう。

ユナイテッドはこのあたりから、簡単にクロスを許すようになる。

72分にファルカオがヤヌザイと交代、75分にはディマリアを下げてマタを投入する。

しかし77分、マタがもたもたしているときに後ろからボールが奪われ一気にカウンター。最後は9番にピタリと合わせられ、ついに逆転された。

さらに83分、9番に裏を取られたブラケットがペナルティエリア内で倒して一発退場。PKを決められて5失点目を喫する。その後はGKに遊ばれたり、ヒールでパスを回されたりとやられ放題。結局5-3でレスターが大逆転という形で勝利した。

レスター戦採点

first team
デヘア 4.5 ディフェンスの甘さがあるとはいえ、5失点は多すぎる。2本のPKを止められなかったのもマイナス。
ラファエル 5.0 2失点目につながるミスを犯した。前試合のような攻め上がりも見られず、イライラが募ったのか冷静な判断が出来なかった。
エバンス 5.5 負傷交代。
ブラケット 5.5 前半は集中して相手のボールを何度もカットし、状態も良かった。ところが、失点が重なるにつれてなかなかボールに触れなくなり、挙げ句の果てに相手をペナルティエリア内で倒して一発退場になってしまった。とても残念。
ロホ 5.0 1、4失点目はロホのいる左サイドからの崩しで点を入れられている。守備の甘さを露呈してしまった。攻め上がるときもボールを失うなど、今日は良いところが何もなかった。
エレーラ 5.5 ヒールでのシュートは見事だったがそれしか見せ場がなかった。相手の早いプレッシャーでボールを奪われるなど、まだまだプレミアに慣れていないようだ。1G
ブリント 6.0 安定感はあるが、攻撃参加をしてほしい。
ディマリア 7.0 今日もループシュートにエレーラのお膳立てと輝かしい活躍をした。ロホが消えた左サイドの守備をしに行くこともあった。ただこの試合の活躍は無駄になってしまった。1G1A
ルーニー 6.0 ディマリアのループシュートをアシストしたが、他に良いプレーがなかった。3失点目のときにみんなに怒っている姿はキャプテンらしかったが、周りは応えてくれなかったようだ。1A
ファンペルシー 5.5 久しぶりにゴールを決められたのは良い兆しだが、やはり衰えが垣間見える。チャンスが2,3度あったが1つしか決められなかったのは残念。1G
ファルカオ 5.5 もっと積極的にシュートするべき。後ろに下がってのプレーが多く、前を向いての仕事が出来なかった。ただ、1点目の左サイドからのクロスはなかなかのものだった。1A
SUB
リンデゴーア 出場なし
ショー 出場なし
スモーリング 5.5 エバンスに変わる仕事が出来なかった。彼自身のミスは少なかったが、5失点は痛い。
フレッチャー 出場なし
ヤヌザイ 5.0 見せ場なし。
マタ 4.5 前試合の輝きはどこに行ったのだろうか?4失点目の、後ろから簡単にボールを取られたときはあまりに呆気なくて笑ってしまった。
バレンシア 出場なし

【交代】
エバンス→スモーリング
ファルカオ→ヤヌザイ
ディマリア→マタ


【まとめ】
 素晴らしい攻撃陣と残念な守備陣、今までもかなり問題視されてきたところである。アンバランスだと何度も言われてきたはずである。しかしファンハールはあまりに余った攻撃陣を補強し続けた。その結果がこれだ。エバンスとブラケットを欠いた次の試合が不安でしょうがない。
内容としては、前半はディマリアやファルカオ、エレーラといった新しい戦力が活躍してチームに流れが出来ていた。しかし後半は守備陣の崩壊もあってなかなか攻めるに攻められない。最後はレスターの選手に遊ばれていた。これが今のユナイテッドの現実である。
素晴らしい攻撃陣といっても特別すごいのはディマリアまだけで、もしディマリアがいなかったらこの試合はもっと悲惨なことになっていたかもしれない。本当にディマリアが怪我でもしたらどうするのだろうか。全く解決策が見えてこない。
さて次回はウェストハムとの試合だ。リバプールを下して調子が良いだけでなく、あのソング(元バルセロナ)もいるということだから油断などしてはならない。ユナイテッドはまだ1勝しかあげられていない。しっかり勝って勝ち点3を積み上げてほしい。



…マスミ…


# by masu0829 | 2014-09-23 20:47


4発快勝!マンチェスターユナイデッドが初勝利!

 マンチェスターユナイデッド VS QPR
        4           0
 マンチェスターユナイデッドが今季初勝利を挙げた。バークレイズ・プレミアリーグ第4節、マンチェスターユナイデッドとQPRの一戦はマンチェスターユナイデッドが4-0で快勝した。これが今季初勝利となり、ファンハール監督も少しホッとしたことだろう。

 この試合はかなり変化をつけて臨んだ。まず3バックから4バックへチェンジ。右サイドに今季初出場のラファエル、左サイドには新加入のマルコス・ロホ、CBにはエバンスとブラケットという二人がスタメンに名を連ねた。中盤も4枚となり、右からマタ、エレーラ、ブリント、そしてディ・マリアが並んだ。そして2トップにはルーニーとファンぺルシーだ。いつもスタメンだったバレンシアやヤングはスタメンから外れた。なお、ベンチには名物FWのファルカオが座った。とても豪華な顔触れである。

 試合は序盤からユナイデッドペースで始まった。右から上がってきたラファエルが積極的にクロスを上げるが合わない。エレーラも開幕戦とは違い、かなり前線でプレーしていた。

 24分に攻め立てていたユナイデッドがFKを得て、ディ・マリアが蹴った。すると放物線を描きながらGKの前で1バウンドしてそのままゴールに吸い込まれたのだ。意外な形でユナイデッドが先制する。

 しかし32分にデ・ヘアの飛び出しすぎでボールを取られ、あわや同点かという場面を作られるが、これはエバンスが足で守って何とか失点を免れる。

 ユナイデッドは36分。ディマリアが50m以上ドリブルしてからルーニーにパス。これをルーニーがシュートするもブロックされる。それでも詰めていたエレーラがこぼれ球を左端にきっちり決めてリードを2点とする。

 それでも今日のユナイデッドは終わらなかった。44分、ディ・マリアからエレーラ、マタ、エレーラとつなぎルーニーへラストパス。これをルーニーがシュートしてゴールネットを揺らした。前半を3-0で終える。

 後半も攻めるユナイデッド。58分にはディ・マリアが左サイドから綺麗なグラウンダーのパスをマタに送ると、これをダイレクトで決めて4-0とした。

 65分にもディ・マリアが絶妙な浮き球パスでファン・ペルシのチャンスを演出し会場を沸かせた。

 67分には、遂にファルカオが投入されて、一気に盛り上がりをみせた。

 その後はユナイデッドも抑え気味になったが、84分にはブリントのロングシュートがこぼれ、ファルカオが詰めてゴールかと思わせる場面があったが、試合は4-0のまま終了した。ユナイデッドは貴重な勝点3を手にした。

<スタメン>
   ルーニー ファンぺルシー

ディマリア ブリント エレーラ マタ

ロホ ブラケット エバンス ラファエル
       デヘア

 <交代>
67分 マタ→ファルカオ
67分 ラファエル→バレンシア
82分 ディ・マリア→ヤヌザイ

<評価>
デヘア 5・5  30分ごろに前に出過ぎて、決定的なミスをしてしまったが、後半ユナイテッドの選手のミスからのシュートを止めて無失点に抑えた。
エバンス 6・0  ここ数試合ではミスが多く不安であったが、まぁまぁな出来で少し安心した。ただ、まだカウンターに繋がるミスを2度するなど、ミスがあるのが改善点。
ブラケット  6・0 守備が安定していたからか、あまり活躍が見られなかった。無失点に貢献。
ロホ 6・5  攻守両方で味を出した。攻撃では、ブリントやディマリアと前から共にプレーしていたのかと思わせるほど息があっており、守備でもほとんどミスをしなかった。CBでも見てみたい。
ラファエル 6・5  昨年の出来から私自身はあまり良い印象をもたない選手だったが、今日の試合では献身的に相手のクロスボールをはじき、攻撃参加も多く、チャンスをつくった。ただやはりミスをするときがある。そこを改善してほしい。
エレーラ 7・0  バイタルエリアへの積極的な侵入がチームに躍動感を生んだ。8分にファンペルシーに良いグラウンダーのクロスを送ったが、浮かしてしまった。2点目のゴールは見事に合わせて初ゴールとなった。3点目のマタとのパスからルーニーへのラストパスは、スペイン人同士の軽快な崩しが出た。1G1A。
ブリント 7・0 フレッチャーやクレバリーに比べ、安定感があった。攻撃への切り替えが早かった。83分には、強烈なロングシュートを放った。
マタ 7・0  いつもより、前に前にボールを回していたのが良かった。3点目のエレーラとの絡みは、マタの良さを発揮出来た瞬間だろう。1G。
ディマリア 9・0  今日のMOMと言ってもいい。まさにディマリアのショータイムだった。まず、1点目の素晴らしいFKでの1バウンドゴール。これで完璧にユナイテッドに流れをもたらし、2点目は起点となってゴールに貢献。4点目の絶妙なクロスでのアシストは、ヤングとの違いを見せつけた。ゴールにはならなかったものの、ファンペルシーに送った鮮やかでテクニカルなクロスは、まさにワールドクラスであった。1G2A。
ファンペルシー 6・0   中盤に下がってきてプレーしているときが多かったので、もっとFWでのプレーを増やすべき。まだコンディションが整ってないように感じた。シュートも何度か外してしまったのは改善点。
ルーニー 7・0  きっちりゴールも決め、さすがはエースだった。いつもより走れていて、パスも冴えていた。1G。
SUB
バレンシア 6・5  負けずと積極的にクロスやヤヌザイとのワンツーを行っていた。
ファルカオ 5・5  最初ということもあってか、あまり活躍は出来なかった。次回に期待しよう。
ヤヌザイ 5・5  アディショナルタイムくらいに、おもい切り外したシュートを中央にいたエレーラに出せば6点目が確実だった。

<まとめ>
 結果を見れば4-0と快勝していてかなりチームに勢いがついただろう。だが、あえて厳しい目で見れば、このチームはディ・マリア一人で作られているように見えたのだ。決して悪いことではないが、ここで安心して気が緩むと、また勝てなくなる可能性が十分にある。今日は全員に覇気を感じられたが、今後はどうなるか分からない。長いシーズンを戦っていくのであれば、ディ・マリアをどう使っていくかを考える必要がある。彼が怪我でもしたら、このチームは崩壊するだろうと私は見ている。
 ただ、今日のゲームは非常に面白く内容と結果も良いものとなった。特に良かったところはやはりブリントのいる中盤だろう。彼がチームに安定感をもたらしたといってもいい。そのおかげか、エバンスのミスも少なかった。そしてやはりディ・マリアの活躍は素晴らしかった。ドリブル、パス、走力と欠けている部分が何一つ無く、そして汗をかく男である。こんなにすごい選手を手放すとは。レアルはもったいないことをした。
 さて、来週はレスター戦だ。彼らは昇格チームだが今季は調子が良いのか、アーセナルやエバートンと引き分け、ストークに勝利している。手を抜けば痛い目にあうだろう。集中して勝ち点を取ってきてほしい。


…マスミ…
 


# by masu0829 | 2014-09-15 18:15

    

マンチェスターユナイデッドを中心に、サッカーの記事を書いていこうと思う。
by masu0829