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マンチェスターユナイデッドの逆襲


マンチェスターUが補強すべき人材は(1)

 開幕戦で負けを喫したマンチェスターユナイデッド。前回の記事でスタメンをご紹介したが、3バックの一人にリーグ戦に出たことがなかったブラケット、右にリンガードが出場したり、替え玉がフェライニだったりと、怪我でバレンシアやルーク・ショー、ファン・ぺルシがいなかったとはいえ、なんだか選手層が薄い。プレシーズンマッチでは通用したが、いざリーグ戦となると通用しない。これが現状である。彼らは今すぐワールドクラスの選手を補強して、我々ファンの納得のいく結果を出してほしいところである。そこで今回は、マンチェスター・ユナイデッドがどんな補強をしてくるのかを検証する。
 
まずは獲得に動いていると噂されている6選手を紹介する。

1、フアン・クアドラード
マンチェスターUが補強すべき人材は(1)_b0319192_01260627.jpg コロンビア代表のサイドハーフ。フィオレンティーナ所属。サイドからのドリブル突破が得意で、スピードのある選手。バルセロナも獲得に動いている。ユナイデッドでのポディションはおそらく右サイドの位置になり、移籍すればバレンシアやリンガードらとスタメンを争うだろう。



 2、アムトゥール・ビダル 
マンチェスターUが補強すべき人材は(1)_b0319192_01261724.jpg チリ代表のMF。ユベントス所属。ユベントスではチームを3連覇に導くなどの活躍をする。コンテがいなくなったことにより、移籍する可能性は十分にある。マンチェスターユナイデッドでのポディションは、2ボランチの一角だろう。キャリックが怪我で試合に出られず、フェライニやクレバリーではなんだか物足らないボランチで、この人のスタメンはほぼ確実だろう。



3、ケビン・ストロートマン
マンチェスターUが補強すべき人材は(1)_b0319192_01263923.jpg オランダ代表のMF。ASローマ所属。中盤ならどこでもできることから、選手層の薄いCMFやDMFとしての活躍が期待できる。ただ、怪我が治っていないのが問題。ユナイデッドではおそらくボランチが多いだろう。キャリックが怪我でいないので、ビダルと同様にスタメンを勝ち取るのは容易だ。



4、マルコス・ロホ、ディ・マリア、ダレイ・ブリント
マンチェスターUが補強すべき人材は(1)_b0319192_01262915.jpg 左の二人はアルゼンチン代表でブリントはオランダ代表。チームは左からスポルティング・ リスボン、レアル・マドリード、アヤックス。 ポディションはCB、ウィング、サイドバック(ボランチ)だ。W杯で活躍した3人で、上記の3人よりも獲得できる可能性が高い。全員ブラジルW杯でゴールを決めている。







 ただ、この6人は誰一人プレミアリーグでプレー経験がなく、ハイプレスでスピードのあるこのリーグに対応できるかが心配だ。ましてはマンチェスターユナイデッドだ。すぐにでも結果が求められることになるだろう。現にアンデル・エレーラは、プレミアの激しさに対応できておらず、親善試合のような輝きはなかった。もうマンチェスターユナイデッドは無駄な買い物は避けたいところだ。そこで、こんな選手たちはいかかがと思う。・・・(次回へつづく)


…マスミ…


# by masu0829 | 2014-08-20 00:40


マンチェスターユナイデッド、42年ぶりホーム開幕戦黒星!

マンチェスター・ユナイデッド 
vs スウォンジー・シティ

        1 - 2



 ファンファールもびっくりな結果であっただろう。マンチェスターユナイデッドがプレミアリーグ開幕戦で、スウォンジーに1-2で敗れた。スウォンジーにとっては、オールドトラフォードでの初勝利となり、マンチェスターユナイデッドにとっては、42年ぶりのホームでの開幕戦黒星となった。
 マンチェスターユナイデッドは序盤、右サイドのリンガードから積極的に攻める。だが、リンガードが負傷し、ヤヌザイに変わるとチャンスが減っていった。
 28分、スウォンジーがキ・ソンヨンのゴールで先制する。その後は両者停滞し前半が終了する。
 後半、マンチェスターユナイデッドがエルナンデスに変えて、ナニを投入。フォーメーションも4-2-3-1に変更する。すると後半8分、右CKからフィル・ジョーンズがそらしたボールをルーニーが右足のバイシクルシュートで同点ゴールを決め、同点とする。
 しかし、エレーラからフェライニに変った途端、選手の運動量が落ちる。パスも回らなくなり、27分にはスウォンジーがモンテーロのクロスから勝ち越しゴールを決める。
 終盤はフェライニにボールを集めるパワープレーに走るが、反撃に及ばず力尽きた。

<フォーメーション>
 ・スタメン時

  ルーニー エルナンデス
      マタ
ヤング        リンガード
  フレッチャー エレーラ
ブラケット スモーリング ジョーンズ
      デヘア


・後半時

     ルーニー
ナニ    マタ   ヤヌザイ 
 フレッチャー エレーラ(フェライニに交代)
ヤング ブラケ スモリ ジョーンズ
     デヘア  

<評価>※イングランド式で評価する。最低4.0 最高9.0
 スタメン
1  デヘア    5・5 特に素晴らしいセーブはせず。  
4  ジョーンズ  5・0 1失点目のきっかけに
12 スモーリング 5・5 横パスが多い
42 ブラケット  5・5 特になし
18 ヤング    5・5 2失点目のきっかけに。あまり切り込めず。サイドバックは向かない。
8  マタ     5・0 トップ下の仕事が果たせず。ボールを奪われすぎ。
21 エレーラ   5・5 プレミアに慣れてないからかボールを奪われパスミスも多かった。ただ良く動いていた。
24 フレッチャー 5・5 特になし
35 リンガード  6・0 チャンスを作っていただけに、怪我が残念。
10 ルーニー   6・5 ゴールを決められる男。ただ、それしかなかった。
14 エルナンデス 4・5 何もしなかった。
 控え
11 ヤヌザイ   5・5 積極的だったが、ボールを持ちすぎて奪われるシーンが多かった。
17 ナニ     5・5 チャンスを作れず。
31 フェライニ  4.0 邪魔だった

 「まとめ」
 正直、バレンシアやショー、エバンスを欠いての開幕戦は厳しかった。サイドからの攻撃が中心であったが、ヤヌザイにしてはすぐ倒れてしまうし、ナニはクロスしかしない。最後はパワプレーに走り、まさに迷走していた。フェライニの投入が最大のミスになっただろう。次節に期待したい。
 

# by masu0829 | 2014-08-17 02:14


プレミアリーグ予想

 プレミアリーグ開幕まであと二日。今年もプレミアリーグは熱い戦いになるに違いない。そこで、今回はプレミアリーグでも特に強力な5チームの戦力と、優勝予想をしていこうと思う。

<チェルシー>
 昨季のチェルシーは絶対的なFWがおらず、勝ちきれない試合が多かった。そこで獲得したのが、点取り屋のジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリード)だ。彼は昨年のリーガエスパニョーラで27得点を記録した大物FWだ。その活躍があって、スペイン代表にも選ばれた。さらにW杯で日本に精神的なダメージを与え、勝利に導いたディディエ・ドログバ(ガラタサライ)も獲得。かなり強力な前線になった。
 MFでは、バルセロナからスペイン代表のセスク・ファブレガスを獲得。彼は、2列目でも3列目でも仕事ができるので、大きな戦力となるはずだ。
 DFは、アトレティコ・マドリードからブラジル代表のフィリペ・ルイスを獲得。同じポディションのスペイン代表アスピリクエタと正位置を争う。
 GWはレンタルでアトレティコ・マドリードにいたティボー・クルトワが帰ってくる。チェフやシュウォーツァーの中に割って入れるか。
 今年のチェルシーは、各ポディションに的確に補強したといえる。ただ、フランク・ランパード(ニューヨーク・シティに移籍)やアシュリー・コール(ASローマに移籍)といったベテランが去り、誰がリーダーになるかが不明だ。仮にチームが崩れたとして、誰がチームを立て直すのか。W杯でベテランがおらず、チームが崩壊したブラジルのようにならなければいいが。


<マンチェスター・C>
 FFP制度に引っ掛かかったため、あまり補強が出来なかったが、それでもCBにポルトからマンガラ、右サイドバックにアーセナルからサニャ、中盤にポルトからフェルナンド、レンタルだがニューヨーク・シティからフランクランパードも獲得し、戦力にさらに厚みが増した。
 去年の優勝メンバーはほぼ全員が残留。ダビド・シルバやコンパニが契約を延長するなど、良いニュースも多い。あと数年はこの強力チームは崩れないだろう。

<アーセナル>
 今年のアーセナルは積極的な補強をした。
 前線にはバルセロナからアレクシス・サンチェスを獲得。エジル、ウォルコット、カソルラとタレントがひしめくところに新たな刺激として勝つやつできるか。
 DFは、右サイドにサニャの代わりとしてニューカッスルからドゥビュシー、サウサンプトンからチェンパースを獲得した。GKにはコロンビア代表のダビド・オスピナがニースから加入した。
 チームを去る選手はサニャくらいで、ほかは軒並み残留した。ただ問題はCBだ。ヴェルメーレンがバルセロナに行ってしまったため、CBが手薄になってしまった。主軸であるコシェルニーかメルテザッカーが怪我をした場合どうするかが優勝するためには解決しなければならないポイントだ。

<リヴァプール>
 今年は久しぶりにCLに出られるということもあって、かなりの数を補強した。
 FWは、バルセロナへ旅立ったルイス・スアレスの抜けた穴を埋めるべく、サウサンプトンからリッキー・ランパードを獲得。攻撃MFはサウサンプトンからアダム・ララナ、ベンフィカからラザル・マルコビッチ、レバークーゼンからはエムレ・ジャンを獲得。ルイススアレスの分まで得点を決められるか注目だ。
 守備面にも、サウサンプトンからデヤン・ロブレン、セビージャからアルベルト・モレノを獲得し、CLに向けて戦力は万全といえるだろう。

<マンチェスター・U>
 最後に、私の一押しでもあるマンチェスターユナイデッドだ。補強はサウサンプトンからルーク・ショー、A・ビルバオからアンデル・エレーラの二人にとどまっているが、限られた戦力で戦い、先日見事ギネススーパーカップを制覇した。去年からは考えられない出来の良さだった。
 移籍の噂に上がっているのは、ダレイ・ブリント(アヤックス)、ビダル(ユベントス)、クアドラード(フィオレンティーナ)、ディ・マリア(レアル・マドリード)といったところか。優勝するためにも、是非この中から、最低二人は獲得したいものだ。

<順位予想>
1アーセナル
2マンチェスターC
3マンチェスター・U
4チェルシー
5リヴァプール
 私の勝手な予想だが、今年は「バランス」がポイントになると思う。どれだけ安定して勝ち点3をとることができるか。その点でみると、アーセナルが一番かと思う。大きく戦力が上がったわけではないが、下がったわけではない。超一流がいるわけではないが、ピークに達している選手はたくさんいる。このバランスが長い一年を戦うには必要なのだ。ちなみに、私の好きなマンチェスターユナイデッドは3位にしておこう。過度な期待は懸けないほうがいい。


…マスミ…

 

# by masu0829 | 2014-08-14 21:01


久しぶりに・・・

 久しぶりにブログを書きました。夏休みももう半分くらいですか。あっという間ですね。

 さて、この季節は欧州サッカーの始まる時期でもあります。今年も楽しみなチームがたくさんあるのですが、今年はマンチェスターユナイデッドを応援しようと思っています。実は去年から応援はしていたのですが、なんせあのモイーズ氏が指揮を執ったものですから、面白いサッカーをしませんでした。チームは全く良いところがないまま、シーズンを7位で終えました。これは多くのユナイデッドファンを失望させました。だけど今年はその失望を消し去ることができるでしょう。そう、2014年W杯でオランダを見事3位に導いたルイ・ファンファール氏がマンチェスターユナイデッドを率いることになりました。これはかなり期待をできそうです。

 ファンファールの使うフォーメーションは3-5-2。W杯でオランダ代表のときにつかったものと同じです。3バックを引いて、ダブルボランチ、サイドに2人、やや低めのトップ下、そして前線に二人置きます。攻め方は、おもにサイドで攻め上がって、そこから中にボールを送ったり、そのままクロスを上げたりします。

 ついこの間、マンチェスターユナイデッドは見事インターチャンピォンシップを制しました。レアルマドリードやリバプールなどの強豪を破っての優勝なので、大したものだと思います。新シーズンは、欧州カップ戦がないので、リーグ戦に集中できます。是非優勝して、また欧州カップの場に帰ってきてほしいと思います。

データ

< 基本フォーメーション >
  ルーニー ウェルベック
      マタ
ヤング        バレンシア
   エレーラ クレバリー
スモーリング エバンス ジョーンズ
      デ・ヘア


…マスミ…




 
 

# by masu0829 | 2014-08-07 15:09


私が考えるサッカー Wカップ編(2)

 最近はどこのテレビもW杯の話題で盛り上がっています。みんなが一緒になって日本を応援していますね。W杯ってすごいなと改めて思いました。 
 さて、今年のW杯は波乱の連続です。開幕戦には日本人の西村さんが主審をしましたが、微妙な判断でクロアチアを怒らせてしまいました。スペインはまさかのグループステージ敗退が決定(初戦でオランダに1-5で大敗、2戦目のチリに0-2で敗北)。イングランドも二連敗でかなり厳しい状況になっています。そして日本。初戦のコートジボワール戦でまさかの逆転負け。ギリシャには痛い引き分けを喫し、決勝トーナメント進出は相当厳しい状況です。いやぁ、私も予想外でした。まさかここまでとは。悲しいですが、何故日本は勝てないのか。何があったのかを私なりに考えてみました。

《なんで勝てないの?》
 試合を見ていると分かりましたが、ピッチの状態はそこまで良くありませんでした。それを理由にしてしまえばそれまでですが、私は他にも理由があったと思います。
・実は守備より攻撃が問題だった
・遠藤が不発
・なぜか最後に悪あがき
・齋藤を使わない
・パスにこだわりすぎ
・ザッケロー二の不安定な采配
 
 こんなところでしょうか。まず、このW杯での日本の課題が「攻撃」にあることが問題でしょう。今までは守備が、守備がと散々言われてきましたが、いざW杯になると、なぜか攻撃面に問題が出てきました。何故でしょうか。私の考えだと、おそらく「意識」が問題だと思います。どういうことか。まず、彼らは何をしたいのかが明確ではありませんでした。ゴールを決めたいのか、それともパスで崩した綺麗なサッカーがしたいか。大迫、本田、大久保はゴールを意識していましたが、香川はパスを意識していました。残念ながら、岡崎は守備に専念しているように見えました。内田や長友はクロスやパスを送りますが、中に人数が足りず、空回り。後半は浮き球が多く、身長の低い日本人には厳しいボールばかり飛び交っていました。つまり、皆が何がしたいのかがバラバラで、意識しているものの食い違いが勝てないひとつの要因だったと思います。
  次に、遠藤がなんだかぱっとしなかったのは、日本にとっての大きな痛手でした。昨年11月に行われたオランダ戦、ベルギー戦で遠藤は後半から出場する形になりました。すると日本代表の動きが流動的になりチャンスが多く生まれました。おそらく、ザックはこの手法は当たりだと考えたのでしょう。W杯で2戦ともこの手法を使ってきました。しかし、状況は全く変わりませんでした。いや、むしろ悪くなってしまったともいえます。パスはミスをするし、走れないのでコートジボワールの選手に置いて行かれてしまう。正直予想外でした。もう少し走れるかなと思いましたが、遠藤はすでにバテバテでした。
 戦略的にかなり気になったのは、最後の5分間くらいで突然始まる「前線麻也戦法」です。まぁ、ようは悪あがきです。麻也を前線においてそこにめがけてボールを飛ばす。それの繰り返し。私はこの戦法は1つの手だとは思います。ただ、全く計算外のことをやっているので、選手たちがついていけていないように見えました。先ほどの「意識」の問題です。ザックは空中戦法を要求しましたが、皆はパスをつないで崩したい。監督と選手の意識がずれてしまっては、勝てるわけがありません。もしこの空中戦法がやりたかったのなら、豊田を入れるべきだったのではと思います。それに、練習しておくべきでしょう。ここで、ザックの詰めの甘さが出てきてしまいました。後、何故齋藤を使わないのかが気になります。スピードが落ちていたギリシャになら、彼の持ち味のドリブルで切り崩してゴールを狙うことができたはずです。非常に疑問の残る采配でした。
 最後に私が最も問題だと思っていること、それはパスにこだわりすぎていることです。パスをするなとは言いません。パスは日本の最大の持ち味ですから、ある程度はパスで崩すのは良いのです。ただ、シュートに繋がらないことが多いと感じます。日本のシュート数を見てみると、コートジボワール戦は7本(枠内2本)、ギリシャは18本(枠内4本)といかにゴールが遠いかがわかります。ギリシャには18本と日本にしては多かったですが、枠内が4本と言うのは厳しいでしょう。香川や岡崎にいたっては、2試合でシュートを1本も撃っていないという現実があります。勝ちたいがあまり、パスをつないでしまう。シュートにもっていけない。点が取れない。それでは勝てるわけがありません。

《コロンビア戦に向けて》
 では、コロンビア戦に向けて日本は何をすればよいのでしょうか。選択肢は3つ。1つは今までの日本のパスサッカーを貫き、トップ下に本田、左に香川を置く戦法です。今までの集大成的な感じで、負けても何が何でも日本は日本のサッカーを貫いた!と言われ続けるでしょう。これが一番可能性はあります。2つ目は、引いて引いての蝶守備的カウンターサッカーに変更することです。全員でとにかく引いて守る。隙を見つけてはボールを奪って全力でダッシュ!そしてゴール!という戦法です。2010年のW杯はこれで成功しているので、やってみる価値は大いにあると思います。そして3つ目は、スタメンを綺麗さっぱり入れ替えて、若手に経験を積ませるというものです。かなりネガティブな考えですが、4年後を見据えると考えれば、やってみても面白いでしょう。
     柿谷  
齋藤        清武 
  山口 長谷部 青山
酒井ご 森重 吉田 酒井ひ
     権田

 特に、権田や酒井の二人、齋藤、清武、柿谷はまだ若いから、経験を積ませるのは必要だと思います。逆にリフレッシュしていて良いかもしれませんね。



…真澄…

# by masu0829 | 2014-06-21 21:52

    

マンチェスターユナイデッドを中心に、サッカーの記事を書いていこうと思う。
by masu0829